【マダミス店舗インタビュー】JOLDEENOおすすめマダミス5選
マダミスjp編集部/2023年5月25日
マーダーミステリー(マダミス)を店舗で楽しんでみたいけど、どこに行けば良いかわからない、どのシナリオで遊べば良いのかわからないということ、ありますよね!
そんな方のために、マダミス専門店の代表の方々に、今おすすめしたいシナリオと、おすすめポイントを聞いて記事にまとめました。
本日は、東京都の立川と吉祥寺で2店舗を展開するJOLDEENO(ジョルディーノ)の代表、ジョルさんにお話を伺います。
よろしくお願いします!
よろしくお願いします!
吉祥寺店で遊べる推しマダミス
まず、吉祥寺店はどんなお店なのか教えてください
JOLDEENO吉祥寺店は、巨大なスクリーンとプロジェクションマッピングが特徴の店舗です。
プロジェクションマッピングはシナリオに合わせて制作しています。
そんな吉祥寺店で遊べるマダミスのなかで、特にオススメしたい作品を教えてください。
- 『シュレーディンガーの密室』
- 『緑の森の百年女王』
がオススメです。
『シュレーディンガーの密室』
こちらの作品のオススメしたいポイントを教えてください
まず、全員が同じ体験感を味わえることが大きなポイントです。どのキャラクターを選んでも最高に楽しめるように設計されています。
また、これは作者の白岩ぱんださんのすごいところですが、物語の展開が目まぐるしく変化するように設計されているところもぜひオススメしたいです。
さらに、このシナリオはGMが2人必要ないわゆる「ダブルGM」形式なのですが、このシナリオほどダブルGMであることがしっかりと生かされているシナリオはそうそうありません。
どのような人にオススメですか?
少し演劇要素が強めなので、演じることが好きな人には刺さりやすいです。
また、このシナリオ独自のポイントとして、「物語回想システム」というものがあります。
これは議論の途中などに、何かをきっかけにして読み合わせパートが入る仕組みなのですが、読み合わせを繰り返すことで、各キャラクターの解像度が上がり、キャラクターに対する愛着を持ちやすくなっています。
このような読み合わせが好きな方にはもちろん、キャラクターを深く理解してロールプレイを楽しみたい方にもオススメです。
物語に入っていきやすいように工夫されていますので、極上の物語体験を楽しめますよ。
シュレーディンガーの密室
物語は回想する。その白い部屋には、一人の「死体が」座っていた。どうやらあなたたちはこの事件に深く関わっているらしい。
対応ゲームマスター
『緑の森の百年女王』
こちらのシナリオのオススメしたいポイントを教えてください
まず、物語が良い!
ゲームをしよう、という感覚ではちょっと違うかもしれません。
物語を一人のキャラクターとして楽しんでもらうために、丁寧に作り込まれている作品です。
今でこそ、物語体験を重視したシナリオは多数つくられていますが、『緑の森の百年女王』はアハ体験を含め、物語がとにかく良いです。
さらに、キャラクターとしての葛藤がどの作品よりもしっかりしています。
プレイヤーがキャラクターになりきってプレイするけれど、最終的に考えるのはプレイヤーだ、という設計がよくできています。
どのような人にオススメですか?
一人のキャラクターとして、物語を体験したい人にオススメです。
吉祥寺店ではスクリーンをこのシナリオ用に用意しているので、より没入感のある体験を楽しむことができます。
緑の森の百年女王
STORY 「信じがたいが、この中に、『女王の箱』を盗んだ者がいると考えざるを得ない。 我々は犯人を見つけ出して箱を取り戻し、女王に目覚めていただかなくてはならない。 全ては、『緑の森』の永遠の繁栄のために」
対応ゲームマスター
ありがとうございました。続いて、JOLDEENO立川店についてお話を伺います。
立川店で遊べる推しマダミス
立川店はどんなお店なのか教えてください。
JOLDEENO立川店では、アンティークカフェのような広々とした空間でマーダーミステリーとボードゲームを楽しめます。
そんな立川店で遊べるシナリオのなかで、特にオススメしたいシナリオを教えてください
- 『蟻集』
- 『モノクローム』
- 『アンショット-リビドールの鎮魂歌-』
がオススメです。
『蟻集』
こちらの作品のオススメしたいポイントを教えてください。
とにかく「王道」です。「マーダーミステリー」と聞いた時のイメージとずれない。
「王道」が、緻密に計算されて作り込まれています。
これ以上はネタバレになるのであまり言えないのですが、タイトルが秀逸です。
どのような人にオススメですか?
誰にでもオススメです。
人を選ばず、楽しめる人がとても多いのが特徴ですね。
蟻集
「如月悠人」。 地方の名家、如月家の婿養子であり、知能・運動神経・容姿・人望・資産など誰もが羨む才能を持っていた。 若き不動産王ともてはやされ、新聞などのメディアにも幾度となく掲載された。 「蓮華館」 山奥にありながらも宿泊客は途切れることなく連日満員御礼の宿泊館。 ただ、それもかつてのこと。 今では、館周辺に咲く花々がかつての栄光を皮肉るようにも見え、より一層物悲しさを放っていた。 ある夜、蓮華館の辺りを、焼けつくさんばかりの炎の音が響いた。幸い、炎は館全体に広まることはなく、ほどなく消火された。被害は一部屋だけで留まったが、その部屋から焼け焦げた一人の遺体が発見された。 その日その部屋を借りていた人物の名は「如月悠人」その人だった。 そこに居合わせたのは7人の男女。 そんな中、1人が口を開いた。 「どうしてこんなことになったのか、真実を確かめたい」
対応ゲームマスター
『モノクローム』
こちらの作品のオススメしたいポイントを教えてください。
初心者でも遊べる作品であることです。物語自体の情報量は多くないが、故に、空白部分をプレイヤーがちゃんと考えて、それがうまくまとまるように設計されています。
タイトルにもある通り、黒と白にこだわっているのがとても大事です。小物もすごくおしゃれですし、作品の全てがおしゃれ。
また、ちゃんと「ゲーム」を作っています。
もちろん、それが刺さる人、刺さらない人がいるんですが、これはちゃんと、ミステリーを作っていると言うよりはゲームを作っていると言うのが大きい作品です。
どのような人にオススメですか?
ゲームとしてのマーダーミステリーが好きな方に特にオススメです。
このシナリオはJOLDEENOさんから発表されたシナリオという印象が強いです
そうですね。作者の方々から、GMのずっちーを通して私に連絡がきて、一度体験させてもらいました。
体験したときから面白い部分がしっかり存在していて、その要素をどのように見せればよりよくなるか、マスタリングの部分で協力しました。
例えば、最初はGMが1人で公演を行う想定で作られた作品だったのですが、物語のボリュームを足してダブルGMに変更することを提案しました。
元々、作者の方々には大きな実力があったので、一緒に作品を仕上げていくのがとても楽しかったですね。
また、解説もとても面白いです。モノクロームでは解説が演劇チックに進行していくのですが、この形式の解説はみていて引き込まれます。
とても興味が湧いてきました
ぜひ、モノクロームな服装でお越しください。男性は困ったらスーツで来ると良いですよ。
モノクローム
20世紀初頭のフランス、コルシカ島 マフィアが牛耳るこの小さな島で最大の権力を持つ 「ボネットファミリー」という組織があった。 ボネットファミリーは、組織を一代で築き上げた「ボス」を中心に マフィア組織でありながら、 人身売買・麻薬公的機関への襲撃など、 非人道的な行為には決して手を染めない組織として、 一般人や警察組織からも、一目置かれる存在として島に君臨していた。 そのボネットファミリーのボスがついに引退するということで、 島の奥地にある館で開かれた晩餐会 そこに招待された、ボスと関わりの深い異色な6名 下部組織の若頭、ボスの旧友である大富豪、ボスの主治医、愛人 会に花を添える演奏家、さらには情報屋 今宵晩餐会で、事件は起きる。
対応ゲームマスター
『アンショット-リビドールの鎮魂歌-』
こちらの作品のオススメしたいポイントを教えてください。
新しいマーダーミステリーの形が楽しめるのがポイントです。シティアドベンチャーのエッセンスをマーダーミステリーに取り込んでいて、プレイヤー同士でわちゃわちゃと楽しむことができます。
これを「マーダーミステリー」と呼ぶと怒る人もいるかもしれません。(笑)
シティアドベンチャーの要素とは具体的にどのようなものですか?
現代日本の都市を舞台にしていて、実際に新宿や原宿にいる人が、その場所にいる人に対して聞き込みを行うことができます。
まちにいる人に対して、誰が聞き込みを行うかによっても聞き込みの結果は異なります。相手と面識がある場合とない場合がありますからね。
とても楽しそうです
また、3人1組、3 vs 3 vs 3のチーム戦形式なのですが、これも、同じチームになった3人で仲良くなれます。終わった時に、このチームで参加してよかったと思ってもらえると嬉しいです。
この作品では、いわゆる「ペアマダミス」に対するアンチテーゼを意識しています。
ペアマダミスの問題点として、自分のペアとはたくさん会話できても、別のペアのキャラクターとはあまり会話できない点があるのではないかと考えています。
この作品では、この問題への1つの解決策を示せたと思います。
今は最終調整の段階なのですが、完成を楽しみにしていてください。
アンショット
時は近未来の日本、東京。 世界情勢による経済の低迷などで治安が徐々に悪化しつつある。 その中で暗躍する組織「アンショット」。 犯罪者予備軍を早期発見し無力化するための秘密組織である。 人々が持つさまざまなリビドー(欲望)、これが膨れ上がって限界値を超えると凶悪犯罪を起こしてしまう。 「アンショット」のエージェントはリビドーが危険領域の人物を特定し無効化する。 「銃を使わずして悪を制する」それが「アンショット」(UN SHOT)である。
対応ゲームマスター
JOLDEENOで遊ぶには?
ありがとうございました。私がまだ体験していない作品もあり、とても遊んでみたくなりました。JOLDEENOさんで遊ぶには、どうしたら良いですか?
ぜひお越しください。予約の方法は2つあります。
①オフィシャルから問い合わせメール
②TwitterアカウントにDM
両方とも、複数の社員で管理していますので、すぐにご返信します。
現在何月何日が空いているのかは公開していません。遊びたいマダミスと、希望日程を合わせてお問い合わせをお願いいたします!
JOLDEENO公式ホームページ:
https://joldeeno.com/contact.html
JOLDEENO立川店Twitter:
https://twitter.com/joldeeno
JOLDEENO吉祥寺店Twitter:
https://twitter.com/joldeeno2
本日はお話を聞かせていただきありがとうございました!
ありがとうございました!