シナリオ紹介

【紹介】Who Loved REDRUM?【Postknox】

author profile imagea.goto/2023年2月24日

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『世界の殺人鬼展』。本物の殺人鬼の遺留品が展示されているというそのアングラな展覧会を調査のために訪れたあなたがたは、いかにも猟奇的な手法で殺害された主催者の遺体を目の当たりにすることとなる──

●シナリオについて

『Who Loved REDRUM?』は、小説家である黄鱗きいろとウズシナリオ編集部がタッグを組み、「読み返したくなるほど面白い」シナリオを目指して制作された本格派のマーダーミステリーだ。
ストーリーの中で、5人のプレイヤーは探偵あるいはその助手(あるいはいつの間にか現場に紛れ込んでいた癖の強い殺人鬼オタク)となって現場を調査し、主催者殺害の謎を解き明かすべく奔走することとなる。

●魅力を解説

①読み合わせの楽しさ

小説家・黄鱗きいろは、軽快でリズミカルな文章の書き味と、一筋縄ではいかないような個性的で楽しいキャラクター表現を特徴とする作家。オープニングなどの読み合わせフェーズでは、魅力的なキャラクターたちによる流れるような掛け合いを楽しむことができる。「愛」をテーマにした本作の、純粋でありつつもどこかビターな人間関係は一見の価値あり。

②独創的なゲームシステム

「読み返したくなるほど面白い」を目指して制作された本作には、他のマーダーミステリーにはない独創的なゲームシステムが採用されている。その名も「隠蔽フェーズ」。簡単に説明すると、情報共有の際、自分が入手した証拠カードの文章の一部だけを隠して提出することができるという仕組みだが…… 詳細はぜひ自分の目で確かめてみてほしい。

③推理要素の充実

「隠蔽フェーズ」を採用した本作では、証拠カードに記載された全ての情報が完全に開示されるとは限らないため、プレイヤーの行動次第ではどうしても手に入らない情報が出てくる。しかし、これによってどのような状況に陥ったとしても、様々なアプローチで地道に推理を積み重ねれば必ず真相までたどり着けるよう、巧みな設計が施されている。

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●シナリオ概要

『Who Loved REDRUM?』

販売形式:アプリ内コインによる購入のみ可

プレイ人数:5人(GM不要)

公称プレイ時間:150分(感想戦含む)

価格:840コイン(1,200円)/人

作・黄鱗きいろ

【あらすじ】

某県の山奥でひっそりと行われる『世界の殺人鬼展』。
本物の殺人鬼の遺留品が展示されているというその展覧会を、あなたがたはそれぞれの理由で訪れた。
展覧会の目玉は未解決事件『殺人鬼 赤羊』の遺留品。
しかしあなたがたが展覧会に到着すると、主催者の塔名ナツシが殺害されていた。
その殺害方法は『赤羊』のものであり――

【クレジット】

シナリオ制作:黄鱗きいろ

ゲームデザイン:ウズ編集部

BGM:DOVA-SYNDROME

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