鬼の心は解らない
角梨(つのなし)村。山間に位置する小さなこの村には、ある伝承が残されていた。
曰く、『角梨の地には鬼が棲む。』『鬼は生贄を求め暴れまわる。』
そんな辺境の村の外れに、京極家という屋敷があった。村人とも滅多に交流を持たず、山での生活を営む京極の屋敷には、屋敷の主、その息子、双子の使用人姉妹が住んでいる。
夏も終わり、山の動物たちが冬支度を始める頃。京極の屋敷には珍しく3人の客人が訪れていた。角梨村の村長、その息子、そして村の伝承を取材しにきたという記者。
賑やかで和やかな夜が明けたとき。京極家の息子が、死体で見つかった。 それも、無残に首を狩られた首無し死体で。
―――死体の首はどこへ行ったのか?
―――『鬼伝説』の真相とは?
―――事件の犯人は?
屋敷に集った人々は、それぞれに秘密と思惑を隠しながら、事件の真相を追う。
人数:PL6人+GM必須
プレイ時間:4時間程度(事前配布資料読み込み時間を除く)
ツール:Discord+ユドナリウム
・情報量が非常に多いため、マダミスや読み物に慣れた上級者向けです。
・流血表現あり。ゲーム中にプレイヤーキャラクターが死亡する可能性があります。
・キャラクターの心情に寄り添ってプレイしていただくことを強く推奨いたします。