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シナリオ一覧
製作
行方不明のタイムカプセル
季節は夏。舞台は本土から船で6時間ほどかかる小さな離島・到来島です。 ここに15年ぶりに、同じ小中合同学校の仲間が集まります。 そして昔みんなで埋めたタイムカプセルを開ける流れになりました。 ですが──埋めたはずの場所に行ってみると、そこにはすでに掘り返された跡が。 痕跡も新しく、なかなか偶然とは考えにくい状況ですが、そうなると、この中の誰かが……?
製作
かくて不死なる御子は黄泉路へと騎馬を走らせたり
世界観は大雑把に、リアル寄りの中世西洋風のファンタジーです。魔法も奇蹟も存在していますが、魔法は使える者が限られていますし、奇蹟は本当に稀にしか起こりません。舞台となる大陸には、東西南北それぞれに大国があり、各国の王の思惑に従って協力や対立を繰り返していました。 このうち北の国に、あるとき、「不死なる御子」という英雄が誕生します。 彼は「一切の傷を負うことがない」という奇蹟を発現していました。 ──ですが、なぜか彼は死んでしまいます。 彼が死んで二日後、あなたがたは北の国の国王に召喚されました。 不死なる御子がいかにして死に至ったのかについて、そなたらに議論を交わしてもらいたい、と。
製作
七人の山田
あなたがたはそれぞれ、暗闇の中でひとり、目を覚ましました。──そこに悲鳴が轟きます。 声の主を探して集まった六人の前には、ひとりの浮浪者めいた男があおむけに倒れていました。 どうやら拍動はなく、死んでしまっている様子。 いったい誰がこんなことを……? 訝しむあなたがたの前に、一人の老人がにこやかに現れました。 「いやどーもどーも、主催が遅れて申し訳ありませんな。私、『山田の神』でございます」
七人の山田 シン・犯人は山田
あなたがたはそれぞれ、暗闇の中で目を覚ましました。──そこに誰かの悲鳴が聞こえてきます。 声の主を探して集まったあなたがたの前には、あおむけに倒れた浮浪者めいた男がひとり。 どうやら脈拍はなく、死んでしまっている様子。 いったい誰がこんなことを……? 訝しむあなたがたの前に、一人の老人がにこやかに現れました。 「いやどーもどーも、主催が遅れて申し訳ありませんな。私、『山田の神』でございます」
制作者
2187年 宇宙の旅 ─21人ぐらいいる!
2145年、人類はのちに『超空間航法』と呼ばれる新技術に挑み、『宇宙空間における初の空間跳躍』に成功しました。地球の人口飽和にあえいでいた人類は、新天地を求め、外宇宙に植民星を探します。 いくつかの候補の中から選ばれたのは、地球から300光年ほど離れた「ケプラー1649c」という惑星でした。長距離空間跳躍の実験を兼ねて無人調査機を送り込むうち、テラフォーミングすることで第二の地球となることがほぼ確定します。人々は期待をこめて、この星を『アーシア』と呼び始めました。 航路が安定するのは2167年。それまでに何十隻もの宇宙船と、積載された物資とが失われました。 有人飛行までたどり着いたのが2175年。これはアーシアのテラフォーミングが完了しているのかを確かめるための旅となりました。調査艇は300光年の距離を、たったの8時間で走破します。 偉大な一歩となるこの旅は、成功しました。―――片道だけは。 現地が人間の生活可能な環境になっていることを報告した帰路、調査艇は乗組員ごと超空間内で行方不明になりました。時空を歪めて作る超空間の内と外では通信を行うことができず、また調査艇の残骸も発見することができなかったため、なにが起きたのかは現在に至るも謎のままとなっています。 犠牲の上に航路や船の安全性は高まり、2182年、ついに大規模な星間移民が行われます。 無事にアーシアへと渡った人々は、ロボットが整備し、アンドロイドがサービスを行う人工都市の上で、新たな暮らしを始めることとなりました。 そして現在、2187年。 高速旅客艇パンゲア号は地球を発ち、一路アーシアへと向かっています。あなたがたを乗せて。