■ストーリー
1987年。
東西冷戦は終焉を迎え、マイケル・ジャクソンやマドンナが熱狂を呼ぶ光景は、それまでの閉塞感からの開放を象徴するかのようだった。
極東の島国、日本ではバブル景気を迎え、世界の映画館では『ラスト・エンペラー』が上映され、地球上のそこかしこで時代が変遷していく真っただ中だった。
イギリス、ロンドンから南に30km、小さな街、エデンブリッジにある「エトーラボラトリー」。
人気のないこの施設の前を、大抵の人間は気にも留めずに通り過ぎていく。
のっぺりとした灰色のコンクリートの佇まいは、まるで時が止まったようだった。
そんな施設の中、世の喧騒から距離を取りながらも、日々ささいな幸せや努力を積み重ねている研究員達がいた。
政府からの要請で生物進化学の研究が行われており、研究員や被験者の食料や、あらたな被験体である動物のケージが、時折裏口から運び込まれるのだった。
今日もまた、同じ日の繰り返し――そう思われたある日、全員が昏倒から目覚めた会議室で物語は始まる。
店舗より
「償いのベストセラー」や「無秩序あるいは冒涜的な嵐」のかとうゆうか氏、Rabbitholeの看板GM江島志穂氏による共作、ザナティブオーナーのマシューの監修による「公演型ストーリープレイング」。終演後、「嫌な気持ち」になることを目指して制作しました!
本作品は物語の途中でいくつかの選択肢が提示されます。
その選択に真剣に向き合い、全員で話し合い、各々の決断によって物語を進行していきます。
皆様の行動、発言、選択によって、どのような物語が紡がれるのでしょう。
本作品に明確な正解や不正解などはありません。
皆様で話し合い、辿り着いたその選択にどうぞ存分に悩み、苦しみ抜いてください。
【注意!!】
・当作品はセンシティブな要素が多分に含まれるため、万人には全くおすすめいたしません。嫌な思いをされたい方のご参加を、どうぞお待ちしております。
・本公演には物語の演出上、18禁及び非常にセンシティブな表現・題材が多く含まれております。「全てを自己責任の上で参加する」旨を、誓約書に同意を頂ける方のみご参加いただけます。