Mystery of Masquarade
とある王国の中央劇場。国民が娯楽を求め足しげく通うそこにはひとつの噂話がある。
「劇場内では決して仮面を外してはならない。劇場に住みつく霊に魅入られ、命を取られてしまうから」
仰々しい言い伝えと、公演される素晴らしい作品により、劇場は毎日大盛り上がりだ。
ある日、国の王女が観劇に来ることになる。関係者以外を除いての特別公演。そんなさなかに事件は起こる。
劇場の看板俳優が非業の死を遂げたのだ。不運な事故か、霊の仕業か、それとも何者かの企みか。
劇場に居合わせた人物たちは真相を究明するため話し合いを始めるのだった。