やがて終葬の夜
2024年01月04日公開
東京都、中野駅のほど近くに佇む小さなビル。
その二階、叶探偵の事務所に、六人の男女が集められた。
彼らが招かれた理由はただ一つ──奇怪な事件についての推理を巡らせる知的思考ゲーム、口演に参加するためだ。
その日口演の舞台として選ばれたのは、NPO法人ほーむらんどで起きた奇怪な事件。
複数の施設関係者が惨殺された、大量殺人事件である。
通報を受け駆けつけた警察が目撃したのは、ナイフを強く握りしめ、血まみれのまま立ち尽くす一人の少女。
彼女は「みんな私が殺しました。許されない罪であることは知っています。私を死刑にしてください」と語った。だが少女の証言には矛盾も多く、未だ事件の真相は明らかになっていない。
六人は言葉を交わし、推理を積み上げ、奇怪な事件の深淵へと踏み込んでいく。
閉ざされた真実が解き放たれたとき、悲劇は新たな色彩を帯びる。
その“色”を知ってしまった六人の心に訪れるのは、事件を解決した喜びか、それとも──
全容解明型マーダーミステリー
中野エンタメビル2階専用作品
舞台:現代日本
プレイ時間:3~3.5H
プレイ人数:6名(固定)(性別比なし)