玉座の闇シーズン6召喚勇者の死
2023年12月09日公開
三千世界は、無数の国が交錯する「大地」の上にあったが、夜の帳の彼方から飛来する究極の滅び、魔王〈ラグナロク〉の軍勢に怯え、聖王リアム、八仙公主、獣王子ジークフリード、、神官王ヨーゼフ、サムライ将軍・本多忠勝は、神殿の魔女ベロニカの手を借りて、多元宇宙の彼方から、6人の勇者を召喚した。
しかし、現れたのは3人の少年、3人の少女、一匹の獣。
王たちが望んだ力の勇者は6人。されど、ここにいるのは6人と1匹。
混乱する玉座の周囲に闇が集い、彼らのうち、もっとも勇者にふさわしいと思われた異世界勇者の少年アキラと、聖王リアムが死に、〈ラグナロク〉の獣たる世界蛇ヨルムンガンドが神殿を襲う。
聖王の息子、第一王子ネス・アルグレンは父の後を継ぎ、妖精の聖剣を振るい、戦うことを誓うが、彼の後見役である妖精騎士ダゴール・サリオンは、聖剣にふさわしい品格を示さぬ限り、聖剣は王子を後継者に認めないだろうと告げる。
迫る危機を乗り越え、〈ラグナロク〉を討ち、この世界を救う勇者は誰なのか?