法廷マーダーミステリー第二弾! ”左手コレクター殺人事件”
通報で駆け付けた警察官が見たのは、すでに死んでいると思われた男性の遺体と、切断された左手だった。警察が遺体の発見された住居を捜索・調査すると冷蔵庫からさらに3つの左手が見つかり、たちまちマスコミやワイドショーが騒ぎ立てる事件となった。
逮捕された人物は小柄な18才の女性。彼女はすべての犯行と死体遺棄を自供したが、一方で”動機”は完全黙秘を貫いた。
合わせて4つの左手が見つかったものの、被害者は3人までしか特定されていない。バラバラにされた頭部や両脚など、死体が複数の場所で発見されたのだが、1人分の死体がどうしても足りなかった。
彼女は本当に3人(もしくは4人)の命を奪ったのだろうか? 左手だけ切断し保存したのはどうしてか? そしてー、”死刑判決”は維持すべきなのか、回避すべきなのか?