蝉散蝉散
蝉散
7人男性4名・女性3
270分
ゲームマスター必須
2022年10月31日公開

有料

店舗公演

経験者におすすめ・2

SF・1

現代日本・1

推理重視・2

シリアス・1

対立・2

「斑雪(はだれ)」 カナカナと鳴き声が聞こえる頃、ある小さな村で事件が起きた。 当時村で管理されていたウィルスの拡散により、村にいた全員が死に絶えてしまったのだった。 死亡直前に発生するまだらな発疹から、そのウィルスは、通称「斑雪」と呼ばれ恐れられた。 それから15年の年月が過ぎた。 科学や医療の発展から昔は恐れられていた病も、現在ではそのメカニズムの殆ど解明され、治療法が確立されている。 それはひとえに、未知の出来事に対して危険と隣り合わせとなりながらも、人類のために研究を重ねてきた研究者達の働きがあったからと言っても過言ではない。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「附言坂(ふげんざか)研究所」 ここは日本でも点在する細菌や化学物質を主に扱う研究所の1つ。 1階から最上階までは所謂普通の研究所兼製薬会社の体をとっているが、地下には非常に限られた少数精鋭での重要な研究がひっそりと行われている。 部屋の1つ1つが独立しており、高い気密性を保有し、有事の際にも問題が拡大しないような作りとなっている。 厳重に警備システムが組まれ、部外者はおろか虫の侵入も許さない。 また、情報の機密性のレベルも非常に高く、貴重あるいは危険性を伴う研究が日夜行われている。 悪用されれば街や国だけではなく、世界が滅びる、危険なもの。 だが、毒と薬は表裏一体。 世界を救うも滅ぼすもそれを人がどう使うかなのだ。 そう、ここは絶対に存在を知られてはいけない空間。 わずかな情報でも外部に漏らそうものなら翌日にはその人物は姿を消す。 当然、何かを持ちだすことも不可能である。 2030年8月19日 辺りの空気が熱で揺らぎ、蝉しぐれが響き渡る。 季節は夏。灼熱が人々を焦がす頃。 そんな外界とは隔絶した空間。 不気味なくらいに静かで徹底的に管理された空間。 しかし、その均衡は突如けたたましい警告音と共に切り裂かれる。
制作者
この作品の情報はユーザー投稿によるものです
みんなのプレイ記録
3.8
180
74件の評価9件のコメント
ネタバレコメント
63文字
ネタバレコメント
796文字
ネタバレコメント
163文字
このシナリオで遊ぶ
1件の店舗・1人のゲームマスター
対応可能なゲームマスター
『蟻集』で大絶賛された幸田幸さんの第2作にして、高まりに高まった期待に見事応えきった傑作。マダミスファンであればプレイ必須です!
こちらもおすすめ
Event
開催中企画
GM
登録ゲームマスター
マダミス専門店RabbitholeやStudio OZON、他各種レーベルや制作者ご本人と契約を締結し、出張公演をしております。オンラインでの公演も受け付けています。 東京(新宿御苑、中野、田町他)であれば、プレイスペースと合わせてのご案内も可能です。 取り扱いリストに無いタイトルでも対応可能な場合がありますので、気軽にお問合せください。 マーダーミステリーゲームGMガイド本、『MurderMystery GameMaster Guide』、通称『MMGMG』を頒布中です。 https://mochaxana.booth.pm/items/1958288
朱鷺田先生作の『玉座の闇』シリーズ。シーズン5:帝国の黄昏、6:召喚勇者の死、7:魔道王の結婚であればGMできます。ご相談ください。(ゲームそのものをご用意ください)(GMムカイが所持している場合があります、ご相談ください)
何事も身内向け。