宿帳、二十一時
山あいの小さな温泉宿。母屋のほかに、離れが三棟あるだけの宿です。
今夜の客は、ひとりきり。二十年、毎年おなじ日に泊まりに来る老人です。宿帳の同じ行に、二十年ぶんの同じ名前が並んでいます。
夕方、土砂崩れで道が塞がりました。電話線も切れ、携帯は元から圏外。宿にいるのは、若女将・滞在中の編集者・湯守の三人だけになりました。
二十一時三十分、その客が離れの内湯で死んでいるのが見つかります。
この宿の湯殿では、二十年前にも人が死んでいます。この宿の、先代の主人です。
道が開くのは、朝六時の一便だけ。
「証拠が全部 文字」で作っているシリーズ 11 作のうちの 1 作です。どれも独立していて、どこから遊んでも大丈夫です(最新作は 8 人用『宵宮、二十時』)。
手がかりは、二十年ぶんの宿帳、湯の温度の記録簿、配湯弁の操作記録。すべて文字情報で、イラストは使っていません。
【この作品に投票はありません】朝六時のバスに乗る一人を、三人の同意で決めます。自分を推しても、「誰も乗らない」を選んでも構いません。決めるのは「誰が犯人か」ではなく、「誰を外へ出すか」です。
GM シートに進行台本・読み上げ文・詰まったときの助け舟まで書いてあるので、GM が初めての方でも進行できます。オンライン(Discord+ココフォリア)でも対面でも遊べます(駒素材は同梱していません)。
配信・動画投稿・実況は許可不要・収益化可。有償/無償の GM 業も自由です。
※ 過去の出来事として、自ら命を絶ったと示唆される死を扱います。流血や暴力の描写はありません。