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かとうゆうか
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シナリオ一覧
シナリオライティング
償いのベストセラー
その小説家は絶対に顔出しをしなかった。 担当編集者との原稿のやり取りやインタビューもメールのみで行われるという。3年前にベストセラー大賞を受賞した時でさえ記念パーティーに来ることはなかった。そんな小説家『藤原ナルミ』も最近はヒット作に恵まれていない。 しかしその神秘性から、カルト的なファンたちが多く存在した。ある日、そんなファンが参加するオンラインサロンに書き込みがされる。 ーーーーーーーーーーーーー 『私には死期が近づいております。死ぬ前にどうしても先生にお会いしたい。天涯孤独の私には財産を譲るあてがございません。それをどうかあなたに受け取って欲しい。作品作りの糧にして欲しいのです』 『1月12日18時に、私が所有する山荘にてお待ちしてます』 ーーーーーーーーーーーーー 指定された当日、山荘には藤原ナルミだと名乗る7人の人物と、山荘の管理人が集まっていた。 大雪の影響で遅れてしまい、朝一番に到着するという山荘の所有者を待つことにした8人。 これが奇妙な事件の幕開けとなる。
制作
LOVE MY HER
あなたたちは昨夜、大女優ヒカルの屋敷で開催されたホームパーティーに参加した。 ヒカルと親交のあるおよそ20名が集まり、有名なシェフの手料理が振る舞われる豪華絢爛なパーティーであった。 夜遅くまで屋敷に残っていたあなたたち5人は全員が屋敷内に泊まった。 朝、ヒカルの姿が現れないことを不思議に思い、部屋に呼びに行こうとすると部屋のドアが開かなかった。ドアに体当たりしても厳重な扉は開かない。ヒカルの部屋の窓から覗くと、大量の血に塗れたヒカルが発見された。誰の目から見てもヒカルがこと切れていることは明らかだった。 招待客が帰ってから5人以外に人の出入りはなかった。このままではあなた達全員に容疑がかかってしまう。華やかな世界で生きるあなた達が無実を証明し、真相を明らかにしたいと考えるのは当然のことだった。
シナリオライティング
無秩序あるいは冒涜的な嵐
突然の狂暴な嵐と雷によって、とある洋館での雨宿りを余儀なくされたあなた。 そこには見ず知らずの男女が集まっていた。 地面を打つ雨の音と憂鬱な空気を掻き消すように、彼らは交流を図る。 その最中に発見される一つの死体。 彼はなぜ死ななければならなかったのか。 事件の全体像が浮き彫りになる時、歪んだ因縁の交錯を知る。 あなたが彷徨う道はあなたにとってハッピーエンドか、バッドエンドか。 最後に見上げた空の色は、何色だったか。
キービジュアル絵画デザイン
無秩序あるいは冒涜的な嵐
突然の狂暴な嵐と雷によって、とある洋館での雨宿りを余儀なくされたあなた。 そこには見ず知らずの男女が集まっていた。 地面を打つ雨の音と憂鬱な空気を掻き消すように、彼らは交流を図る。 その最中に発見される一つの死体。 彼はなぜ死ななければならなかったのか。 事件の全体像が浮き彫りになる時、歪んだ因縁の交錯を知る。 あなたが彷徨う道はあなたにとってハッピーエンドか、バッドエンドか。 最後に見上げた空の色は、何色だったか。
制作
[Blank]
ツアーファイナルの朝、マネージャーの死体が発見された!?個性的なバンドマン4人が彼女の死の真相に迫る!
シナリオライティング
滅亡の果てで進化する僕ら
2512年、人工知能の権威であるシリウス博士は、有能な人工知能を持つアンドロイドの大量生産に踏み切った。 その直後、人類は第三次世界大戦を起こす。 その戦争は、某国が致死率の高い生物兵器を使用するまでに発展し、驚くべき速さで人口が衰退した。 シリウス博士は社会再建のため自身の脳が必要になると考え、脳をデータ化したものをバックアップしてコンピュータに保存し、コールドスリープ装置に入った。研究員や政府の要人たちも数少ないコールドスリープ装置に入ったが、そのいくつかは人間同士の争いによって破壊されてしまった。 その直後、人類は完全に滅亡した。 その後もアンドロイドはアンドロイドの手によって増え続け、その生産過程で生じる化学物質、また戦争で漏れた放射能により水や空気は汚染され、地球は人間はおろか全ての生物は生きていけない環境になった。 現在地球上で活動するのは、合理的にプログラムされたアンドロイドたちのみだ。 怒りの感情や破壊行動がプログラムされていない彼らの社会は、平和そのものである。
制作
ザ キャリーオン ショウ
1987年。 東西冷戦は終焉を迎え、マイケル・ジャクソンやマドンナが熱狂を呼ぶ光景は、それまでの閉塞感からの開放を象徴するかのようだった。 極東の島国、日本ではバブル景気を迎え、世界の映画館では『ラスト・エンペラー』が上映され、地球上のそこかしこで時代が変遷していく真っただ中だった。 イギリス、ロンドンから南に30km、小さな街、エデンブリッジにある「エトーラボラトリー」。 人気のないこの施設の前を、大抵の人間は気にも留めずに通り過ぎていく。 のっぺりとした灰色のコンクリートの佇まいは、まるで時が止まったようだった。 そんな施設の中、世の喧騒から距離を取りながらも、日々ささいな幸せや努力を積み重ねている研究員達がいた。 政府からの要請で生物進化学の研究が行われており、研究員や被験者の食料や、あらたな被験体である動物のケージが、時折裏口から運び込まれるのだった。 今日もまた、同じ日の繰り返し――そう思われたある日、全員が昏倒から目覚めた会議室で物語は始まる。