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製作
殺人はキャラメリゼの後で
18世紀末フランス革命によって失われたマリー・アントワネットのお気に入りだった菓子、5つセットの「サンク・トリアノン」永遠に腐敗することがないものとされ、それ自体が伝説であった。 そのサンク・トリアノンが2020年8月にピレネー山脈の氷の中で発見され、世界的に有名なパティシエ兼お菓子コレクターのマチュー・オクレールがサザビーズで出品されたものを落札した。本日はそのサンク・トリアノンを解凍し世界中から選ばれた少数の有能なパティシエたちに対する試食会、ならびにこの伝説の菓子の継承者をマチューが見極める会。その参加権自体もオークションによって世界中のパティシエや食通から競われるものとなった。
アシスタントディレクター
迷い子達の2049年
ハイパーテクノロジーの急速な発展とともに進化を果たしたロボット開発技術(Robotic Operative Ubiquitous Technology Ensemble)は、遂に汎用サポートロボットの量産化を実現させた。ロボットは技術名の頭文字を冠し「R.O.U.T.E(ルート)」と呼ばれ一般的な家庭の家事は全てロボットの業務となり人々の生活は豊かになる…はずだった。 しかしその目論見は、一体のルートの暴走により崩れ去った。ルート達は意思を持ち、暴走を始め、人間とルートの対立が始まろうとしていた。 表立って暴走するルートとは対照的に、街外れにある工場跡地でひっそりと身を潜めるグループも居た。彼らは人間と共存するための道を模索している筈だったが、一つの事件が起こる事で疑心暗鬼に陥る。果たして、此処には信頼出来る者は居るのだろうかーーー?
ゲームマスター
リアリティ・クイズ・ショウ『THESOUL100』
ある男は、そのときのことを後にこう語ったそうだ。 「あの日のことは忘れられませんよ。いつもと同じように外に出て、衣装に着替えて。大した仕事じゃなかったですよ?少なくともそのつもりでした。でも、あの9人がいたから、いまの僕があるのかもしれないって考えるときがありますね。え?詳しくお聞きになりたいですか?」 男は、その日の番組について、語り始めた。
監修
銀の瞳の君を求めて:ストーリープレイング
この作品を通して、あなたたちは『旅』をします。 それは厳しく、あてどない道のりです。 でも、あなたはひとりではありません。 仲間を信じて、酷烈な運命にくじけずに進めば。 きっと、あなただけの答えが待っているはずです。
監修
ザ キャリーオン ショウ
1987年。 東西冷戦は終焉を迎え、マイケル・ジャクソンやマドンナが熱狂を呼ぶ光景は、それまでの閉塞感からの開放を象徴するかのようだった。 極東の島国、日本ではバブル景気を迎え、世界の映画館では『ラスト・エンペラー』が上映され、地球上のそこかしこで時代が変遷していく真っただ中だった。 イギリス、ロンドンから南に30km、小さな街、エデンブリッジにある「エトーラボラトリー」。 人気のないこの施設の前を、大抵の人間は気にも留めずに通り過ぎていく。 のっぺりとした灰色のコンクリートの佇まいは、まるで時が止まったようだった。 そんな施設の中、世の喧騒から距離を取りながらも、日々ささいな幸せや努力を積み重ねている研究員達がいた。 政府からの要請で生物進化学の研究が行われており、研究員や被験者の食料や、あらたな被験体である動物のケージが、時折裏口から運び込まれるのだった。 今日もまた、同じ日の繰り返し――そう思われたある日、全員が昏倒から目覚めた会議室で物語は始まる。