■ストーリー
皇位の継承をめぐって妃達やその一族が火花を散らす中、病弱な第五皇子が療養のため、森の神の化身とされる〈怪鳥〉の噂がある寂れた辺境の砦にやってきた。
どういうわけか、婚約者候補である隣国の姫や、第五皇子に対抗意識を燃やす異母兄の第四皇子までもが、同様にわずかな供だけを連れて砦に押しかけてくる。
よそ者を拒むかのように〈怪鳥〉の声が響き渡り、ほどなく降り出した雪に砦は閉ざされ……二日後の朝、雪が積もった前庭で、第五皇子の侍女が死体となって発見された。
神の怒りか、人の仕業か。そもそも侍女は何故、死ななければならなかったのか。
近世中華風の世界を舞台に繰り広げられる人間模様&謎解きをお楽しみください。