■ストーリー
未設定かつて神と人が共存していた遥かなる時代。
賢さを得た人々は欲望を知り、嘘をつき、盗み、犯し、そして殺すことを覚えた。彼らは神の力さえも欲し、禁断の果実で神々をも誘惑していった。神と人の血が交わり、ある一族が誕生する。神の力を持つこの一族は、地上の争いに打ち勝ち、栄華を極めた。彼らは五角形の紋章を掲げてトロア国を建国し、今もなお栄え続けている。
だが、それは同時に呪いの始まりだった。
純粋な女神が誕生することが、いつしかなくなってしまったのだ。新たな女神が生まれぬなか、純粋な神は数を減らし続けていった。
最後の女神であるソラが死没した今となっては、ソラの子であるアルク・ヴァルター・プルーデンスの三柱が残るのみである。
そして、神々が住まう「赤月」が一年に一度、地上に最も近づく夜が訪れようとしていた。この夜は、神が降り立つ神聖な「降臨夜」と呼ばれる特別な夜だ。
さらに明夜は5000年に一度の「大降臨夜」。天界「赤月」の力が地上を覆い、全てが新たに生まれ変わるとされる。
その夜、トロア国では神々を招き、トロア国王ポダルケースから、王太子ヘクトルへの王位継承の儀式が行われる予定であった。
しかし、王宮で発見されたのはポダルケースの無惨な死体だった。
店舗より
オリジナル作品
公演時間3.5時間
人数:8名(男性役4名/女性役4名)※性別は揃えなくてもプレイ可
難易度:★★☆☆☆
作者:夜のくろうさぎ