デス・エクス・マキナ
2024年10月13日公開
【 デス・エクス・マキナ 】
2220年、アメリカでは、人間の良き相棒としてアンドロイドが普及していた。
アンドロイドは、家事手伝いから専門的な分野の仕事まで、人間を様々な形でサポートしている。
人間の感情を模した『感情プログラム』を搭載している彼らは、『第二の人類』と呼んでも差支えない程に社会に浸透していた。
アンドロイドは、頭部に制御プログラムが導入されており、生きている人間に対して攻撃を行うことができない。
そのため、人間に反抗する恐れもないのだ。
◆◆◆◆
そんな時代の中、南アメリカの人里離れた場所にある古い電波塔で、電波塔の持ち主である『ゴダイ博士』が死体で発見された。
首には紐状の物が巻きつけられており、明らかに他殺であることが分かる。
容疑者は、その日電波塔に来ていた三人の人間と、三体のアンドロイド。
彼らは、第二・第三の事件を防ぐために事件の調査を始めた。
『SF』×『アンドロイド』×『ペアマーダーミステリー』