イクイノックス
イクイノックスーー昼と夜の長さが同じになる日、春分の日あるいは秋分の日。魔術的にはとても意味のある、隠と陽の均衡がとれた日。その昼と夜の境目に奇跡は起こるとされている。
そんな事を信じるオカルトマニア達が集まり、本当に奇跡/悲劇は起こった。
目が覚めたら、扉も窓もない白い部屋にいた。部屋にあるのは少女の死体がひとつだけ。死体が動き出し語りかけてくる。そんな未知との遭遇に歓喜/恐怖した。
この部屋から出るには少女を殺した犯人を探さなければいけない、と未知は言う。それに従うべきか抗うべきか、生き残るためにとるべき手段は一体なんだろうか。果たして、彼らは生きてこの部屋から脱出する事は出来るのだろうか……