夢幻世界と秘密の恋
高校生最後の夏休み、ただそれだけのある日のこと。
幼馴染の4人は、ふと気付けば他に誰もいない海水浴場に立っていた。
ここはどこだ? どうしてこんな場所に? ……覚えていない。
それどころか、何かもの記憶が失われていた。
戸惑う4人の前に現れた黒い靄のような存在から、声が聞こえる。
「ここは夢の世界。お前たちから、記憶を奪い取った。
記憶を探し、真実を裁かなければ、ここから永劫に出られない」
唯一覚えていることは、自分の名前、そして4人は幼馴染で仲が良かったこと。
何かもの記憶が奪われた中、君たちは抗わねばならない。
君たちの使命は『記憶を取り戻し、元の世界に帰る』ことだ。