二度目の真相
19世紀ロンドン。
ある日の夕方。
シンクレア夫人は小包を受け取りに中央区に来ていた。
少し買い物もして、帰ろうとしていたところ、治安の悪いスウォンダム横町に迷い込んでしまう。
馬車はないかとシンクレア夫人が探していたとき、
叫び声とも悲鳴とも似つかぬ声を阿片窟の3階から聞く。
そこにはシンクレア夫人の夫であるネヴィル・シンクレア氏がいたのだ。
シンクレア氏はその叫び声の後、ぱっと窓からいなくなった。
一大事が起きていると夫を見た阿片窟の2階に行こうとすると、
船乗りとデンマーク人に邪魔される。
偶然近くを通りかかった警察隊に事情を話し、阿片窟に突入した。
そして、3階にいたのは夫ではなかった。
目を背けたくなるような外見をした「唇のねじれた男」、ただ1人だったのだ。
推理小説の古典であるシャーロック・ホームズシリーズ「唇のねじれた男」を原作にした協力型マーダーミステリー。