宮廷の仮面
2021年08月02日公開
この時代いくつもの国があり、それぞれの国をそれぞれの王が治めていた。
各国王たちを支配する皇帝が存在し、皇帝は絶対的な権限をもっている唯一無二の存在だった。
水の都、栄州。この国には皇帝が存在していた。
水が豊かで栄えているこの地だが、城外は治安が悪く、城内の争いも激しく……皆の思惑と欲望が常に満ち溢れていた。
いつからだろうか?
不安になった皇帝は、皇子が物心がつくと同時に、仮面をつけて育てることを始めた。
人前に出る時はもちろんのこと……いつ誰かに見られるのか分からない。彼らに心が休まる時は無かったに違いない。それは皇子が皇帝になるまで制限をされることになる。
そして今日、皇帝より「退任する」との話があった。
それにあたりこの度、仮面をつけた三人の皇子と彼らの許嫁が呼ばれこととなる。詳しい話は明日に行い、夕食から共に宮廷で過ごすことになった。
"皇帝が退任後、後を継ぐのは誰なのか?"
……が、夜明けと共にそれは起こる。翌朝ノックの音と共に部屋に現れた侍医。
そして、談話室を訪れると青白い顔の皇帝がいた。
皇帝の姿をよく見ると首には赤い縛られた跡があった。
この作品を選んでいただきありがとうございます。
初めに国名、人名は適当です。
作者の気まぐれで付けています。
想像していただく世界観は中華風ファンタジーでお願いします。
殺害が起きてるのでファンタジーなのか謎ですが…
私の好物をふんだんに使ってみました。
面白いマダミスを作りました。
犯人を探していただくのも重要視しましたが、それよりも!RPを楽しんでいただける様にそちらメインに作りました。
面白可笑しく頭を悩ませていただけるシナリオになっていたら幸いです。
人によって中傷的な描写が含まれます。
苦手な方はプレイをお勧めいたしません。
腑に落ちないけどもっと浸りたいって気持ちにさせたい狙いです。
宜しくお願い致します。
2022/01/20
文章等を修正しました。