密談なし。
パッケージとしてはあまり見ないクローズ型とよばれるもので、カードはなく、順次公開される情報によって物語が進んでいく。
また犯人以外は嘘をつけない。逆に言えば、噓がバレると自動的に犯人が特定される。(よほどヘマをしなければそうそうバレるものではないが)
5~8人対応は主催者としては有難いが、言い換えればNPCが3人もいる。NPC役はどうしても情報が薄く物語への関与も浅くなるので、積極的に動いて情報を集めないと蚊帳の外になりがち。その点から星を減らしている。
議論は3回あるが、それぞれの時間は30分~60分と幅を持たせていて、30分を過ぎたあと、全員が議論が尽きたと感じたタイミングで次のフェイズへと書かれている。
ただ、それはあまりに犯人に不利だろう。犯人は議論を打ち切ろうとは言えないし、犯人でなくてもそう言えば犯人と疑われてしまう。結果、無駄に議論が続き無駄に犯人役はやきもきすることになる。
参加者の熟練度にもよるが、どうしても延長したいという主張がなければ基本は30分で切るようにした方が良いと思う。
実際、30分、30分、40分で議論を終えたが、問題はなかった。
ロミオとジュリエットの舞台の話なので、事前にあらすじを読んでおくとよいと思う。パッケージにはあらすじが分かるものが入ってないのでこちらであらすじを印刷したものを別途用意したが、そこそこ参照されていた。
役名がちゃんとした人名なので、名前を覚えるのはちょっと大変かもしれない。
ストーリーは結構重め。劇団の話なのでロールプレイのし甲斐はある。NPCでない5人にはそれなりの背景もあり、話自体は面白いと思う。
また素に戻って緻密に推理するよりは、役に入ってロールプレイに重点を置いた方がより楽しいと思う。