正義はまた甦る
2090年のアメリカ合衆国ニューヨーク市。この時代、通常の人類よりも特殊な能力を持つ人類として、ミュータントと呼ばれる者たちの存在が知られていた。手から炎を生み出す者、空を飛ぶことができる者、他者の心を読み取ることができる者。ミュータントの能力は、突然変異として生まれつき備わる能力で、訓練によってその実力を発揮できるようになる。
幼少期のミュータントがその能力を暴走させ、大きな事件を起こしたり、家族を殺傷したりすることは、今でもたびたび起こる悲劇であった。『安息の家』ニューヨーク支部は、そんなミュータントの少年少女5人が暮らしている施設だ。支部長であるキースもまた、精神感応(telepathy)の能力を持つミュータントであり、彼らに理解を示し保護している。
だがある日、キースは遺体となって発見された。『安息の家』6階にある彼の寝室、その窓を破っての転落死であった。
全員が席に座って会話をしながら真相を究明していくタイプのマーダーミステリーです。
駆け引き要素は少なめですが、しっかりと推理したい方にはオススメのシナリオです!!