じぐざぐ 天
時は明治、長く続いた武士の時代が終わりお国を天皇におかえしした。
西洋文化を受け入れ、散切り頭の若者がハイカラに着飾る一方、時代の波に抗うちょんまげ頭は、刀を手放せずにいた。
舞台は、山奥の農村。
散切り頭の若者が、総髪頭の男を共に、お役所仕事にやってきた。
その山の天気は変わりやすく、人ならざるものも潜んでいるとか、いないとか
村人が倍じる妖怪噺も、若者はじない。
夕刻から突如、天気が荒れ出し、
街に戻れなくなったふたりは、村で一晩過ごす事になる。
翌朝、黒こげの死体が発見された。
妖の仕業と騒ぐ村人を諫め、
散切り頭の若者こと華人は、事件解決に乗り出す。
~マーダーミステリー『じぐざぐ天』 開幕~
子供が、天に蹴り飛ばした草履が・・・