奇異館天花
2026年04月27日公開
戦後復興も終え、高度経済成長期へと移り変わり始めた頃。東京五輪を目前に控えた昭和中期のある日のことだ。
瀬戸内の小さな島にたたずむ洋館に、珍しく数名の来客があった。普段は館の住人しか訪れる者などいないというのに。
その夜、館の女主人である『花子』が自室で死んでいるのが見つかる。それもいわゆる『密室』と思われる状態の部屋で。
これは他殺か、それとも自殺か……。
困惑の中、レコードから死者の声が響き実験が始まる。
いつもの作風とは違い、キャラクターは控えめに。そして推理と駆け引きに重点を置くように作っています。
……ですが、読み合わせはいつも通り、ちょっと多めになってしまいました。