気の毒なアイドル
2026年02月21日公開
都内の某収録スタジオ。 きらびやかな照明と喧騒から切り離された、しんと静まり返った一室。 若手人気アイドルの白石 澪と、その先輩である赤木 真帆にとって、それは収録前のどこにでもある、ありふれた休憩時間のはずでした。
現場で用意されていたのは、番組のドッキリ企画。 強烈な苦みを持つ「せんぶり茶エキス」を仕込んだシュークリームを、ターゲットがそれとは知らずに頬張る——。 制作陣も、演者も、誰もが笑って終わるはずだった、他愛のない悪戯でした。
しかし、その直後。白石は突然、体調の異変を訴えて崩れ落ちます。 救急隊が到着したときには既に彼女の呼吸は止まっており、搬送先の病院で非情にも死亡が確認されました。
立ち会った医師の口から告げられたのは、衝撃的な言葉でした。 「死因は、毒物による中毒死の可能性が極めて高い」
「……誰かが、白石に毒を盛ったというのか……?」
スキャンダルによる番組への打撃を恐れたプロデューサーは、警察に通報する前に、関係者以外の立ち入りを禁じ、状況を整理するよう命じます。 残されたのは、白石の最期に居合わせた4人の男女のみ。
「不慮の事故」か、それとも「意図的な殺人」か。 静まり返った控室で、あなたたちの「声なき真実」を巡る対話が始まります。
こんにちは、製作者のしのです。 本作は、私が初めて制作したマダミス作品となります。
華やかなアイドルの裏側にある「暗い感情」を描きたくて、トリックやストーリー構成に時間をかけてこだわり抜きました。 初めての制作で至らない点もあるかもしれませんが、「プレイヤーの皆さんに楽しんでもらいたい」という一心で完成させました。
これからマダミス作家として成長していくために、皆さんの率直な感想をいただけると幸せです。 面白かった点はもちろん、改善点や気になった点も遠慮なくコメントに残してください。 全てしっかりと読ませていただき、次回の作品作りに活かします。