NAGAKUTSU CREATOR
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制作
百鬼の夜、月光の影
時は明治。確実に文明開化の道を歩み始めていた日本。 それでも尚、人と人ならざるものの住む世界の境がまだはっきりしていなかった頃のお話。 とある華族《大宮家》の娘には「不思議な力がある」とかねてから噂があった。 ある時、決まりかけていた彼女の縁談が破棄され、彼女は一人、女当主として立つことになったらしい。 街では「その力のせいでは……」と噂が立ったが、誰も真実を知ることはなかった。 それから幾月か経った後、ある怪異作家がその噂を耳にした。 「良ければ当時のお話、詳しく聞かせていただけませんか?」 作家に集められた一同は、虚実ないまぜに話し始める。 当時、本当は何が起こっていたのか。 真実は何処にあるのか。 これは、記憶と選択の物語。
制作
カノケリ
舞台は、3万の人を乗せ、街から街へと大海原を走る船。 ここは、夏の太陽と生きる自由の街、「カノケリ」。 ……心地よい陽気の春を終え、花々は散り、熱気を帯びていく。 カノケリは海を漂う巨大な船だ。 島と島を渡り、様々な調度品や特産品などを運ぶことで生計を立てている。 今回の主人公は、そんなカノケリを守る、誇り高き船員たち。