あくた
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漆佰弐乃碧玉(702の碧玉)
時は明治。北海道は函館の、五稜郭で起こった物語。 五稜郭は旧幕府軍と明治政府が最終決戦を行った地で、その戦争は「箱館戦争」と呼ばれています。 その箱館戦争、最終的には明治政府が勝利したのですが、終戦後すぐ明治政府がある命令を出します。「賊軍の戦死者の遺体を埋葬することを許可しない」 見せしめでもあり、反逆者を炙り出すためでもありました。 この見せしめによって町人は明治政府に対し恐れを抱いていたのですが、困ったことが起きました。 死体の味を覚えた野良犬が子供を襲ったり、疫病が蔓延して病気が流行りだしてきたのです。 ですが遺体を片づけるわけにもいきません。町人たちは困っていました。 ところが奇妙なことがおきます。 夜が更けると700程度あった遺体がきれいさっぱり無くなっているではありませんか。 消えた死体と残る意思 それぞれの正義が絡まる時代物ミステリー いざ、明治維新の真っただ中へ!