GMとしての参加です マーダーミステリー初体験の方に特にオススメです。 ゲームの前半は議論の殻を被ったハンドアウト読み込み+RPガイドとなっており、最終議論のみがマーダーミステリー部分となっています。 前半で議論をしている風に情報共有がされるので個別でジッとハンドアウトを読み込む時間がなく、すぐに始められるのがとてもやりやすく、またRPをこういう風にすると良い、議論をこう進めたらいい、というチュートリアルになっているのでスムーズに後半に入れます。 一方でマダミス慣れしているプレイヤーにとっては物足りないシナリオだと思います。犯人が隠し事をしているのは実質30分程度なのでミニサイズですし、サブ目標も無いので隠し事=犯人になりがちです。 とはいえ今回の卓では犯人が逃げ切ったのでちゃんと騙し騙され、混乱のRPもしっかり楽しめます。 マダミス初体験or初心者の時にこのシナリオと出会えればマダミスがもっと好きになる、そういったシナリオです。

GMをやりました。 明確な投票フェイズが無い代わりに自分の持っている凶器を目的を果たしてくれそうな人に託すという斬新な投票方法。犯人を推理しきったとしても、真相に一歩届かなかったとしても楽しめるエンディングフェイズ。そして推理すべき内容は恐ろしく整っており、情報が適切に出て論理を追えば必ず真相に辿り着けるギリギリのゲームバランス。これらの要素が丑の刻参りというテーマに乗って奇跡的なまとまりを見せています。 GMとしてはまず事前に見せても良い情報を見せるだけでもじっとりとした世界観が感じられ、それでいてゲームが始まると何故か少しコミカルに進行してしまう空気感がとても良かったです。 推理としては少し難しいと感じる内容ですが、難易度調整キットが含まれるのでプレイヤーによって変更できるのがありがたいです。 ゲームの進行がゲームのご都合主義（何故か入る密談。なぜか行われる投票）が少なく、そういう状況になったらそういう行動をとりそう、という流れになっているのが個人的にとても好みです。 プレイ内容を動画でアップしておりますのでもし興味がありましたらご覧ください。 https://youtu.be/SdFyxYSAXgM

GMをやりました。 このシナリオは楽しくワイワイ忍者プレイをするのが特徴です。ロールプレイが得意な人も得意ではない人も強制的に楽しげになってしまうのでとてもいい雰囲気で終始進んでいきます。 ただ、犯人役の方に与えられた情報があまりにも不利で終始厳しい戦いを強いられます…… マダミスの推理としてのバランスは少し気になりますが、トータルではとてもいいシナリオでやって良かった、他の人にもやってほしいシナリオです。

GMをやりました。 プレイヤーに初心者が多かったという点に留意してお読み下さい。 プレイヤーとプレイヤーの間に相反する目標が設定されているのでガツガツいかないと厳しい状況になってしまいます。また、カードの引きによってはこっそり目標を達成してしまうプレイヤーがおり、口数が減ってしまい喋らない人が引きの良さだけで得点が高いというパターンにはまってしまいました。 事件そのものと、その過去の背景の二層構造だったのですが、背景の真相に近づくにはカードよりもハンドアウトを重視するようにガイドする必要があり、GMがプレイ内容にどこまで口を出すのか悩むところです。そのあたり、初心者よりもマーダーミステリーに慣れたプレイヤーの方が楽しめるかと思います。

GMとして参加しました。 ゲーム中明らかになることですが、本作品は犯人に対して投票し、エンディングの分岐がある作品ではありません。 情報はランダム性の無いタイプで、途中から全プレイヤーが協力することになるためほぼ全ての情報を全プレイヤーで共有することになります。 事実を全員で確認して、その事実からなにが発想されるかという部分がこのゲームの核心であるためプレイヤーの発想力勝負ということになってきます。 そのためプレイヤーが突飛な発想に行ってしまうか、現実的すぎる発想に行ってしまうかというのは演出に左右されてしまうところかと。 場合によっては開始直後からピンとくる卓もあるかもしれないですし、全く真実に近づかない卓もありそうなバランスで、GMとしては始める前にどうなるか不安になります。議論時間について若干の前後がGMの裁量なところも難しいところで、真実に辿り着くのは全員の満足感は高いと思うのですが、たどり着けなかったというのもそれはそれで。。。 ちょっと寂しい、不穏な雰囲気のゲームとして通して演出ができ、プレイ後も寂しい話だったねという感想戦ができるいい雰囲気のシナリオです。

2卓GMをやりました。 1卓は全員マダミス初めて、もう1卓は初めてではないが初心者中心の卓。 キャラクターが設定のものでなく自分の素でいくことができるので、マダミスやTRPG未経験のRP慣れしていない人でも違和感なく入っていけます。 ゲームの構成としてはカードがなく、毎回全ての情報が公平に公開されるのでGMとしてはコントロールしやすいです。公開される情報も単調ではなく、どんでん返しもあり驚きや議論の転がり方も楽しいです。 パッケージに含まれる演出は非常にシンプルなため、最小限の演出のみで遊ぶとアッサリとしすぎる気がします。自分の卓ではココフォリアを使い、Discordで1週間前の旅行の設定からワイワイやっていたのでとても楽しくやれました。

GMとしての参加です。 プレイヤー4人にご主人様NPCの4人を加えた8人構成でやるのが特徴的なシナリオで、ご主人様たちの誰かが犯人かも？！とプレイヤーに思わせたまま、それでいて投票先には自分達も含まれるということを適切に伝えるGM進行ができるかどうかが腕の見せ所。うまくいったと思います。 ゲームバランスとしては少し弟子が厳しいかとも思いますがそれほど気になりません。感想戦でえっ？そういえばそうだな、となるいいシナリオでした。

GMをやりました GM、プレイヤーの全員がマダミス初体験の卓だったのでそれ由来でのもどかしさはありましたがそれもいい思い出です。GMガイドは丁寧でやはり初GMの人にはやりやすいです。 シナリオとしては（マダミスとしては当たり前ではあるのですが）ややトリッキー。トリッキーが許されると気付かないプレイヤーがいたためフワフワした結論に着地しました。