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マーダーミステリー・オブ・ザ・デッド
コンポーネント作品の中で、最も評価の高い作品。名作。世界観は、ポストアポカリプスのゾンビモノ。この時点で掴みはバッチリ。PL間に十分な共有知識が行き渡る。さらに、キャラの個性が見事。裏側のペルソナ、表向きのつながり、そして個々の目的が相反する。特筆すべきはエンディングの緻密さ。全てのキャラの全てのアクションが、行動の果ての結末へと導く。こんな緻密な作品を書けたらと、仰ぎ見る傑作。
シュレーディンガーの密室
他のどのマーダーミステリー作品にもない工夫がある。けれどもストレスなく極スムーズに作品世界に導かれるのだ。重厚な物語とキャラクター。未知が既知となる瞬間の驚きと感動。マーダーミステリーを通して体験したいことが、全てここにある。不安も後悔も、決意も覚悟も、あなたの感傷にただ直向きであってほしい。あなただけの物語が、紡がれるはずだから。
蟻集
推理の面白さを煮詰めた、原点回帰的な名作。マーダーミステリーの『ミステリー』の部分を、緩みなく描き出している。発表当時、すでにマダミス界隈の主流はナラティブかつエモーショナルに偏っていたにもかかわらず、古典的かつ伝統的な骨太のミステリーを仕立てたのは、歴史的にも大きな価値があったろう。驚きと発見、そして納得と肩透かし。ミステリーの醍醐味をどうか味わって欲しい。
殺意の特異点
特筆すべきは、テキストの少なさ。大変に少ない。では不十分かというと、さにあらず。たっぷりの余白は、PLが自由に行動する余地となっていて。その余白をどう解釈しても決して逸脱しない。SFをテーマにしたマーダーミステリーとしては白眉の出来栄え。傑作。
マーダーミステリー:ザ・トリロジー
続編を書き続けて、いつの間にか3部作になっていた。こうした作品はいくつかあるだろう。だが、端から3部作を作ろうと企画して、しかも箱1つに3部作を収めた作品があっただろうか? いや、ない!
本作は、グループSNEのMPBシリーズ、18作品目にあたるわけだが……。既存の作品を文字通り過去のものとする、新規に満ちた体験が詰め込まれている!
1部2時間、3部通しで6時間、休憩や感想戦を見越すなら8時間は確保していただきたい。だが、それだけの時間と情熱を注ぐに値する体験が、きっとあなたの内側にも残るだろう。
オススメ!!
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