■ストーリー
とある王宮での舞踏会の夜のことだった。
婚約者候補の一人であるヒロインが庭園で何者かにナイフで刺され、命を落とした。
第一発見者はこの国の第一王子。
王子は速やかに衛兵達に犯人を捕まえるよう命令したが、大勢の貴族が参加する舞踏会での犯行、ましてや舞踏会が終わり帰宅している者も多くいたことから、その日、犯人を見つけることはできなかった。
婚約者候補の中で第一王子が一番気に入っていたのがヒロイン、というのは貴族の間では誰もが知っていることで、王妃になるのは彼女ではないか、と噂されていた。
そのため、今回の事件は多くの貴族に衝撃を与え、翌日の朝には貴族だけではなく、平民達の噂の的となった。
『ヒロインを殺したのは、きっとあの悪役令嬢だろう』
そんなゴシップが広がるのに時間は掛からなかった・・・