■ストーリー
二十世紀半ばヨーロッパのとある田舎町、深夜の暗い海岸線に佇む孤立した灯台が悠然と夜空にそびえ立っていた。
世界は各地で戦争や侵攻等が行われており、混沌とした世界情勢の最中、日没後の暗闇で行く先を示してれるのはこの灯台の明かりだけだ。
灯台のそばには一軒の宿屋がある。そこには灯台守が住み込みで働いている。
町から離れたこの宿屋に泊まる客は少ない。
町に続くのは舗装されていない道がただ一つあるだけ。
ある朝、訪問者四人が灯台に押し寄せた。
この日は午前中がひどい嵐で、午後には収まったが
その影響で町に繋がる唯一の道が壊れ、通行止めとなってしまった。