■ストーリー
福岡県の片田舎の街にその館はあった。
館は、500mほどの山の山頂に建っている。
館の外壁は紅く、まるで血で塗られているかのようだ。
山頂に登るための道はなく誰が住んでいるかもわからない。
しかし時折、その館に向かうヘリコプターが目撃されていることから、
誰かが住んでいるのは間違いなかった。
その街の大人たちは、こどもが悪いことをするとこう言うのだ。
『悪いことをする子は、レクターに紅い館に攫われる。
悪いことをする子は、レクターに食べられる。』
仁永元年6月10日
紅い館に足を踏み入れた、数人の子どもたち。
重々しい扉は音を立てて閉ざされ、館の奥から、不気味な声が響き渡る。
「誰かひとり、生贄を捧げよ」
逃げ場のない館の中。探索と、生贄を決めるための時間が始まった。
――そして、仁永21年6月11日
子どもたちは再び紅い館に集まった。
20年前、紅い館を冒険とそれからの人生を語り合う同窓会をするために。
街では連続殺人事件が起こっている。
店舗より
EGGミステリー倶楽部紅白氏による特別出張公演です。