■ストーリー
グリモワール...
選ばれた人間しか契約できないその魔導書は、天使や悪魔、精霊などが封印されており、それぞれが特殊な異能を持つとされている。
ここ風の大陸では、そんなグリモワールと契約した選ばれし魔導士が人々の憧れとなっていた。魔導士とは、火、水、土、風の四大基礎魔法を行使する存在。
昨今の魔導士は、上位に属する魔導士が、魔導士を目指す者を弟子に取り、教え導くのが主流となっていた。ある日、魔導士の中でも上位に属する上級魔導士ヒュブリスが、自身の屋敷で殺害された。
ヒュブリスは人徳や功績が広く世に知られた人物であり、後進の育成のため、自身の屋敷で弟子を育てていた人格者だ。
そんなヒュブリスが何故殺害されたのか?ヒュブリスに近しい者達は、彼の死の真相を究明することにしたのだった。