■ストーリー
2020年X月X日、アメリカ東部某所にある「八芒星の館」に7人の男女が集まった。 魔術師のウィッチが「精神入れ替えの秘術」を行うという触れ込みで、その参加者を募ったのだ。あるものは好奇心から、あるものは秘めた目的を持ってこの秘術に参加した。 精神入れ替えの秘術とは、参加者全員の肉体と精神を入れ替える魔術である。 魔術は必ず午前3時に発動する。魔術が実行されると、館を上から見て、時計回りに次の部屋にいる人間の肉体に精神が転移するという。 ウィッチは、翌日の午前3時には全員の肉体と精神を元に戻すと約束した。 「八芒星の館」概略図およびウィッチが決めた部屋割りについては机上の「「八芒星の館」概略図および部屋割り」を参照すること。 あなたたちは全員秘術が発動する午前3時までには自室に入った。 午前3時に秘術は発動し、秘術の参加者の肉体と精神は入れ替わった。 翌朝事態は急変した。 午前7時、使用人が「嫉妬」の部屋で参加者の一人であるリッチの死体を発見したのだ。使用人はすぐに主人であるウィッチ(現在は参加者の一人であるミュージシャンの肉体に宿っている)に事態を報告し、ウィッチは全員をすぐに死体発見現場に集めた。 前日まで元気に話していたリッチが見るも無残な姿に変わり果てていて、全員驚きの余り声も出ない。 重苦しい雰囲気の中、ウィッチが口を開いた。 「すぐに警察に連絡すべきだが、現在我々の肉体と精神は入れ替わった状態だ。警察は精神入れ替えの秘術について信じてくれないだろう。まずは私たちの手で事態を調査し、整理しよう。」 あなたたちは、自分たちの手で事件の真相を明らかにすることにした。