■ストーリー
舞台は、自然あふれる山の中。
6人の少年少女と引率者は、サマーキャンプに訪れていた。
しかし、2日目の夕方。1人の少年が山間の谷底で滑落し、死亡しているのが発見されたのだ。
警察が来るまでは時間がかかる。
その少年の不審な死を前に、行動に曖昧な時間を持つ者たちが集まり、
これは事故なのか、事件なのか──互いの記憶を頼りに語り合うことになった。
それぞれが胸の奥に、誰にも言えない想いを秘めている。
木漏れ日の中で語られた断片はやがて夜の星に照らされて
かすかな、けれど確かな約束のように形を結ぶだろう。
店舗より
当作品は物語重視、読み合わせ多めとなります。