■ストーリー
人里離れた山の中に、聖ルルド女子修道院はある。
塀と柵に囲まれ、厳かで古めかしい建物の中で、カトリックの厳格な戒律を長い間守り続けてきた場所。
その中で生涯を過ごすと誓ったあなたたち修道女にとって、ここは神とともにある聖域であり、姉妹と暮らす温かい家だった。
年に1度、休暇の1週間だけ、あなたたちは普段の暮らしから解放され、修道院から出て、自由に過ごすことが許されている。
今年もその時期を迎えた。
だが、ほかに行く場所のない事情を密かに抱えたあなたたち4人は、修道院に残っていた。
夜が静かに明けた、休暇2日目の朝。
大聖堂で、修道院長が死んでいた。
一体なにが起こったのか?
警察も救急もすぐには来られない、世界から隔離されたようなこの場所で、あなたたち4人は話し合いを始めることにしたのだった。