■ストーリー
【あらすじ】
満月の夜にだけ、この世に現れる「ゲッコウ館」。そこには、誰もが知っている有名な殺人鬼たちが集い、日ごろの疲れをいやしていた。
このゲッコウ館には、ひとつの絶対的なルールがあった。
「ゲッコウ館の敷地内では、殺人鬼同士の殺し合いを禁じる」。
この屋敷には呪いが掛かっていて、ゲッコウ館の敷地内で殺人鬼同士が殺し合いをすると、双方とも魂がはじけ飛んで死ぬという厳しいルールがあった。そのため、このゲッコウ館の中では絶対に殺人事件が起こらないはずであった。
この日、ゲッコウ館に集まったのは8名。
深夜0時。満月が西の空に沈み始めた時刻。
8名はゲッコウ館の2階で、夕食会を始めようとしていた。