■ストーリー
水門町の丘の上に紫宮家によって建てられた洋館は、ある人からは戦後の成り上がりの象徴として羨望の眼差しを向けられ、またある人からは敗戦の象徴として忌み嫌われていた。
誰が言い始めたのかはわからないが、丘の上にある洋館は「イジン館」と呼ばれるようになった。
そんなイジン館の建築から60年以上経った頃、イジン館では人々が集い、新年を迎えていた。家族と笑い合う姿がある、久しぶりの親友との語らいの時間もある。誰もが笑顔の空間。
そんな中、なぜ、紫宮家当主「紫宮雄一」は遺体となって発見されなければならなかったのか。