■ストーリー
地獄の沙汰も金次第。
人も、夢も、殺意すらも買える。それがキャッシュ。
1970年代、真夏のアメリカ。
銀行強盗に成功したギャングたちは、“仕事”の配当金を受け取るために、蒸し暑いモーテルに集まってきた。
だが、集合場所で見つけたのは、ドル紙幣でも小切手でもなかった。
ギャング組織の会計士、トマス・ミラボーの死体だったのだ……
困惑する彼らの前に、一人の男が現れる。
裏社会を渡り歩く「未来が視える」探偵、シド・アップダイク。
現場に辿り着いたシドは、彼らを一瞥してこう告げる。
「――この中に、犯人がいるな」