その復讐は誰の手に
舞台は山奥のとある別荘。季節は夏と冬のあいだ。
野外音楽フェスに参加するついでに、別荘で過ごすことにした大学生たち。
ここでの“遊び”のメインイベントは、実銃による射撃。
夕日が沈もうとする頃、銃声が鳴り響いた。
招待者のショウが倒れていた。顔から大量に血を流し、誰もが目を背けたくなる姿だった。
リビングにはタブレットが置かれ、そこにはこう書かれていた。
『僕らは皆、あいつを憎んでいただろ?
僕はきっと、警察に捕まる。最後の夜にゲームをしよう
話し合って見つけるんだ、銃を握ったのは誰の手か』
ゲームルールはシンプルに、ミステリー要素は多彩に。
3人全員が容疑者であり、探偵であり、キーパーソン。
事件に関与しない目標なし、事件とのみ向合うひと時。