死体になったらさようなら
街のはずれにある小さな家。そこに1人の老婆が住んでいた。
老婆の他に家族がいるように見えず、また極度の人嫌いなのか近隣住民とたびたび問題を起こしていた。
その老婆の家から火の手があがった。火事が深夜にあったことから家は全焼。焼け跡からは老婆と思われる死体があった。
老婆は無縁仏となるかと思われたが、その街の寺の坊主が引き取りを申し出た。
坊主が自分の寺で葬式を開いたとき3人の男女がやってきた。坊主と3人はしめやかにお葬式を行った。
全ての葬儀が終わり、参列者が帰ろうとしたときにその中の1人の女が口を開いた。
「彼女の死に不審な点があります。よかったらお話をしませんか?」
※無縁仏とは:引き取り手のない遺体。合同墓地に安置されるか、場合によっては遺骨を粉砕し産業廃棄物として扱われる。
『健太くんちの消えた高級プリン』を製作しています。タイトルから不穏な雰囲気ですが、本来のEGGミステリー倶楽部の作品はこんな感じです。ぜひ楽しんでください。
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