僕は才能の奴隷になりたい
ここは美大を目指す受験生達が集まる美術予備校(専門学校)。
未来のアーティストを志す若き才能達は互いを認めず、クラスでは揉め事の起こらない日はないほどだ。
今日は学校から出された課題の締め切り前日。
この日、学校は朝まで開放させれており、
課題を仕上げたい生徒たちは深夜に学校の施設を利用して絵を描く事がゆるされている。
深夜の学校に集まった6人の生徒たち。それぞれが自分の課題に向き合い、絵を描くだけのはずだった。
しかし、明け方、1人の生徒が他の生徒を呼び集める。
「倉庫に死体がある。どうやら殺されているようだ」と。
容疑者は昨日の夜から学校にいた人間に絞られるだろう。
つまり、泊まり込んで絵を描いていた自分たちの中に犯人がいるのだ。
果たして、昨夜、学校で何があったのか?
その死の真相とは?!