ラストレガシー 〜彼女の遺した物〜
目の前で1人の女が死んでいた。
周りにいた6人は、ただそれを見つめている。
耳をつんざくような警報音だけが、これが現実であると知らしめした。
不思議な光景だった。
血溜まりの中に倒れる女の表情は、どこか安らいでいるように見える。
6人は記憶を失っていた。
ところどころ覚えているところはある。
ところどころ知っていることはある。
けれど、何故彼女が死んでいるのかわからなかった。
6人の胸に言い様のない想いが募る。
6人はそれぞれの想いを胸に、彼女の死の真相を調べることにしたーー。