座敷、十八時
8〜10人男性2名・女性7名・その他1名
190分
ゲームマスター必須
秋の長雨が三日 続いた夜。
地方都市のはずれの小さな花街「柳景」に、四軒だけ残ったお茶屋の一軒、梅乃屋。
十八時、座敷に灯りが入ります。今夜の客は二人。
三十年 通っている和菓子屋の主人と、その紹介で初めて上がった建築家。
女将が帳場で線香に火を点けます。
柳景では、かつて座敷の時間を、線香が燃えた本数で数えました。
一本、およそ一時間。それが、この街の時計です。
二十時四十分。
裏の路地の用水路に、梅乃屋の跡取りが浮いているのが見つかります。
水深は、四十センチしかありませんでした。
進行役(GM)1 名 + プレイヤー 8〜10 名で遊ぶ、大人数向けのマーダーミステリーです。
10 人 集まらなくても、そのまま遊べます。9 人・8 人の読み替えを同梱しているので、追加の購入は要りません。
■ 探すのは「誰が殺したか」ではありません
跡取りは足を滑らせて落ちました。事故です。
けれど、落ちてから二十分のあいだに引き上げていれば、彼は助かりました。
その二十分に、三人が音を聞き、一人が姿を見て、誰も行きませんでした。
探すのは「誰が、行けたのに行かなかったか」です。
■ 決着は二段構え。投票ではありません
全員が同時に、花名刺を一枚、「行かなかったと思う人」の前に置きます。自分の前に置くこともできます。
そのあと女将が、半分に折った線香に火を点けます。これが尽きるまでに、全員一致で決めてください。
この座敷を、ここで仕舞うか。それとも、四本目を立てて、続けるか。
十人のうち五人は、「行かなかった人」を当てることが勝利条件ではありません。
十人が、それぞれ違うものを守ろうとして、同じ座敷に居合わせています。
■ 遊ぶのに要るもの
PDF をダウンロードして印刷するだけで遊べます。切り抜きも組み立ても要りません。
証拠はすべて文書の形で入っています。
オンライン(ココフォリア等)用のテキストも同梱しています。