星陰りて、謀り響く【陰謀論者のマーダーミステリー】
5人
300 分
イントロダクション
202年11月29日。χ国。ウラミワ市。星空の綺麗な晩だった。 これといった特徴のない一軒家で、青白い仮面がしゃべった。 「3日前、ロンドが殺害された。」 若い声で、年老いた声で、男の声で、女の声。 『フーガ』の声である。
この世界の隙間でささやかれるウワサ話をご存じだろうか。 「政府は宗教的儀式に国民を捧げようとしている」だとか 「メディアを通じて洗脳コードを脳内に送り込んでいる」だとか 「超高層ビルは宇宙人を呼ぶための装置」だとか そういった荒唐無稽な陰謀論である。 良識ある国民はまるで相手にしなかったが、真に受けた人々を束ね、『夏音』という秘密結社を作ったのがフーガであった。
フーガはつづけた。 「我々夏音はこれを政府による妨害工作と断定。 報復として明日、ファロス灯台を爆破する。」 計画準備は粛々と進み、しかし、実行されなかった。
30日、朝日の昇るころ、フーガの死体が発見されたのである。
容疑者は5人。 シンフォニー、セレナーデ、ララバイ、キャロル、カプリッチオ。 みな、爆破計画のため隠れ家に来ていた「信頼できる」夏音のメンバーだった。
それぞれの思惑は様々に。 『犯人探し』が始まった。
作品について
・GM必須 ・エンディング時、プレイヤーの自由な行動や提案を処理する必要があります。TRPGの経験を有するGMが望ましいです。 ・GM用説明書完備です。 ・GMサポート用Discord® botも作成中です。 ・プレイ人数: 5人(+GM) ・性別: 全キャラクター性別自由 ・プレイ時間: 3-5時間 ・ハンドアウト事前読み込み推奨(2時間程度) ・環境: ユドナリウムorココフォリア、通話ツール(Discord®等) ・全員嘘あり、密談あり、カード調査あり、ハンドアウト長め、エンディングのTRPG要素強め、ボードゲーム要素あり、PvP要素強め、キャラロストあり ・ゲーム内描写: 政治・社会問題、宗教、恋愛、オカルト、グロ ・難易度: 中級者以上 ・配信・商用利用: 自由。事前・事後の連絡不要