ヤンデレ少年の人格日記
都心部の高級マンションの一室で、青年の遺体が発見された。彼の名は石田光成。現場の状況から自殺であることは間違いないが、石田の過去を追うとこの件が単なる自殺とは思えない点が多々あった。
石田光成は10年前に発生した連続児童誘拐事件の被害者のひとりだ。その後の人生においても何度も身内に不幸がおとずれている。そして彼自身の死。現場には血のついた謎のメモと7冊の日記を遺して……。
探偵クラブの会長は7名もの探偵たち――すなわちプレイヤー――を呼び集めた。彼らは名うての探偵として知られている。
石田光成が誘拐された10年前から今回の自殺に至るまでの間に、彼の身の回りの人物たちが自殺や殺人によって次々と亡くなっていることに不審に思った会長は、これら全てにつながりがあるのではないかと推察し、独自に調査を進めていた。そして、自分の力だけでは解けなかったこの事件の謎を、7名の探偵の力を借りて真実を明らかにしたいというのだ。
会長は事件の最大の手がかりである7冊の日記を、探偵たちに各自1冊ずつ手渡してゆく。中に目を通すと、それは1人で7冊分の日記ではなかった。7つの人格に分かれ、1週間の各曜日を担当する石田の人格が所有する1人1冊の日記だったのだ!
探偵たちは会長が手に入れた調査資料をもとに、石田光成の死に至るまでに起きた一連の事件――七日の囚人事件へと挑むこととなる。
本作は、プレイヤー全員が1人の主役のもつ7つの視点から様々な事件の謎を解いてゆく協力型マーダーミステリー。2021年に中国で登場して以来、サスペンス・サイコスリラーの要素が色濃く出ている、日本でいう「ヒトコワ」(人間がもたらす恐怖)ジャンルの金字塔ジャンルの金字塔として、ゲームとしての斬新さとストーリー展開が中国マダミスに与えた影響の大きい傑作マーダーミステリーです。