動物因習村
電波も入らない田舎の山奥――化け猫様が信仰されているとされるその村は、外界と交流をほとんど持たず、ひっそりと猫だけが暮らす村だった。
そんな村に、鼠と猫と犬の3匹組が訪れる。
一行(いっこう)の目的は化け猫様信仰の調査……祠に祀られた像を調べた三匹は、思い思いに村で過ごす。
本来であれば、それで目的は達成。あとは帰るだけ……そのはずだった。
「祠の化け猫様像が壊されたにゃ? 大変にゃ!?」
「にゃんだって!? 俺たちは知らんにゃわん!」
「にゃん、ぢゅう!?」
――像を破壊した犯人は誰なのか?
――鼠と犬の口調は化け猫様の祟りなのか?
――そして三匹は、無事村を脱出することができるのか?
村猫たちに囲まれながらも、三匹は調査を開始する。