刻の迷い子
2026年01月31日公開
2026年。
日本史の教科書を開いていた
高校生の海(うみ)は、
幕末の京都へと迷い込む。
そこで出逢ったのは、
時代の渦中の青年たち……
新選組の山南と沖田だった。
海が持ち込んだ「未来の価値観」が、
静かに、けれど確実に
彼らの運命を狂わせていく。
これは、教科書が語らなかった、
ある「誠」の物語。
歴史の教科書を見ると、
そこには「切腹」「玉砕」など、
たった1行で片付けられる命が
多くあるなと思います。
さらっと読み流しちゃう1行だけど、
そのたった1行の裏側には、
今生きる私たちと同じように
悩み、笑い、想いが
詰まっているはずです。
「過去の人」をただの文字としてではなく、
体温のある一人の人間として感じて欲しい。
そんな想いで、この物語を作りました。
史実を元にしていますが、
演技する上で納得しやすいように、
少し改変しています。