青色文庫第一巻　消えた死体の瞬間移動と大正デモクラシー

目覚めるとそこは大正時代だった。 記憶喪失の女性になった「私」にかけられた殺人容疑。被害者は、まるで瞬間移動でもしたかのように同じ時間に別の場所で死んでいたのが目撃されていたーー。 大正浪漫の街を舞台に情報を収集し、真相究明を目指す。 LINE×一人用体験型推理小説。

Yet!! that's all

アメリカ大陸の中心、イリノイ州シカゴ。その郊外の小都市を元締めとするマフィアがいた。 名前を『ゴギーヨ・ファミリー』そのゴギーヨ・ファミリーで起こった事件『Yet!!』の数年前、つまり1959年よりも前のお話。 とあるパーティーが行われていた屋敷の門から一台の高級車が現れ、闇夜の街へ走り去る。運転手はゴギーヨの忠実なる執事、ウォルト。 後部座席にはゴギーヨのボスの息子、ゴールドンと見知らぬブロンドヘアの女性。 突如として始まったドライブはどんな結末を迎えるのか。

筆頭被害者、与和美賑流

Yet!!

1959年、アメリカ大陸の中心、イリノイ州シカゴ。 その郊外の小都市を元締めとするマフィアがいた。 名前を『ゴギーヨ・ファミリー』 そのファミリーのボスが病床に伏し、後任のボスを選出する動きが活発化していた。 場所はボスの屋敷。 四階建て、全ての窓に鉄格子が付けられたその屋敷は、 外部からの 侵入を拒むだけではなく、一度入ったら逃げ出せない...... さながら監獄のようなそんな屋敷に、あなたたちは足を踏み入れた。