じゃぱ
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作者
楽園が壊れた時に
作者
計画、神話、科学
2022年 8月29日 人類選別の時期が近いという噂が広まった。 その原因となったのは『ノストラダムスの大予言』であった。 『ノストラダムスの大予言』 1999年の7月 『恐怖の大王』によって、 人類の大部分が滅亡するといった旨の内容である。 結局そんなことはなく、 人類が胸を撫で下ろしたのが約20年前。 今回話題となったのは、“2022年に人類の約3分の2が滅亡する“という噂だ。 インターネットの発達が進んだ現代において、 予言は虚構であるという風潮は根強い。 “科学と神話の相性は非常に悪い“というのが一般通説だ。 しかし、実際はどうだろうか? ノストラダムスの予言には、当たっている物も数多く存在している。 神話の否定には科学を用いるのに、 神話の正当性を科学で証明はしない。 “都合のいい世界“だ。 そんな“都合のいい世界“を裏で回す、 ちっぽけな施設で起こった事件のお話。
作者
殺人鬼Xの独白
2012年 東京都 某所 密室にて、4名の死体が発見された。 警察は総力を挙げて捜査を行い、多くの証拠品を押収したものの、犯人の特徴1つにすら至ることが出来なかった。 証拠はあるのに、1つにも、である。 この事件は、犯人の特徴だけが一切掴めないことから、未知を表すアルファベットのXを取り、『X事件』と呼ばれることになった。 『殺人鬼X』 先述のX事件から、同様の犯罪が何件も発生した。 同一人物によるものかは不明であったが、犯人は一括りに『殺人鬼X』と呼称されるようになった。 性別・年齢・目的 その全てが不明であり、国家組織すら完璧に欺くXの存在は、畏怖、あるいは尊敬の対象となっていった。 『法月優』 数々の難事件を解決し、今やその名を国内で知らぬ者はいない。 明晰な頭脳で確実に犯人を追い詰める法月にとって、世の言う難事件は、もはやその形姿を残していなかった。 2023年 8月23日 そんな法月とXとの相対を待ち望む声は多く、 遂に実現の時を迎える。 居合わせたのは6名の男女。 曇りがかった世界の中、真相に辿り着けるのか。